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「これからどうしよう…」
僕は空を見上げた。
絶対、町の人達には変な人だって思われた。
僕はただ、本当の事を…
もう一回、確かめてみようかな…
ぼんやりと、いつもの空き地へ向かう。
昨日のは、嘘だったのかもしれない。
今までだって、いろいろと騙されて来たんだ。
きっとそうだよ。
町の人達みんなで、僕を騙そうとしたんだ!
だって、もうすぐ四月。
エイプリルフールじゃないか!
僕は走って空き地へ向かった。
きっとそうだよ。
絶対そうだよ。
この時から僕は、狂っていたのかもしれない…
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