20人が本棚に入れています
本棚に追加
退屈な授業も終わり、僕は真っ先に家に帰った。
「ただいま!」
「お帰りなさい」
急いで階段を駆け上がる。
「ドラえも~ん!!」
いつもいるはずのドラえもんに声をかける。
…でも、返事がかえってこない。
「あれ?ドラえもんは?」
部屋の中を見回しても、ドラえもんはどこにもいない。
「どこいったんだろう?」
またミーちゃんとデートかな?
まぁ、いいか。
僕には、スペアポケットがあるからね。
ドラえもんがいつも寝ているふすまを開ける。
「え…?」
僕は目を見開いた。
最初のコメントを投稿しよう!