43人が本棚に入れています
本棚に追加
デスクでぼーっとするリエ
キョウコがそれを見て心配そうに話しかける
「リエ大丈夫?」
「うん…」と一言返すリエ
まさかあの電話が本物だった
とは…リエは魂が抜けた人形
のようにぽかんとしたままだ
そこへドサ ッと
リエの前に沢山の書類が
無造作に置かれたー。
同僚のユリコだー。
「ごめ~んねリエ。コレ
頼める?実は家の親戚が
突然倒れたみたいで~。
すぐ行かないといけなく
なったんだけどでもこれ
明日までに仕上げないと
いけなくてね?リエ。
お願い!頼めないかな…」
「え?」
「じゃあ、お願いね!」
と言ってユリコはリエの
返事を待たず出て行く―…
「ね、ちょっと!!」
時すでに遅く、
もうそこにユリコの姿は
なかった―…。
最初のコメントを投稿しよう!