赤外線受信中

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「知念くん何してるの?」 「日焼け止め塗ってんの」 「え!」 「えってなに、えって」 腕に日焼け止めを塗りながら知念くんは鋭い視線を僕に送った。 「日焼け止めって女の子がするものだよ」 「誰がそんなの決めたの?カワイイ僕が中途半端な日焼けしちゃうなんてやだね!かわいさ半減する!」 「……」 なんとも、返す言葉もございませんって感じです。 別に日焼け止めするのが悪いことでもないので知念くんが塗る姿をぼーっと眺めていると山ちゃんが来ました。 「なにしてんの?」 「なに、みんなおんなじことしか言えないの?馬鹿なの?なんなの?死ぬの?」 「は?」 山ちゃんにも同じことを聞かれて若干イラッと来ているらしい知念くん。 「日焼け止め塗ってるの」 「日焼け止めー?」 知念くんを怒らせる前に山ちゃんに教えた。俺めっちゃえらい!
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