第零章

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宿題と言えば後半、最悪最終日に纏めて・・と言うのが良くある事なのだが。冬休みの半ば頃、直人から歴史資料館に行かないか。と言うメールが来た時、一刀も勇もあり得ないものを見た様な顔になったのは当然の流れか そんな訳で三人は校門の前で待ち合わせ、今は歴史資料館に向かって歩いているのだが 直人「ほらほら、何をタラタラ歩いとんねん。さっさと行かな、時間がないんやでっ!」 気合が入ってる、と言うよりはテンションが高い直人の後ろを、呆れ笑いを浮かべた二人が続く。と言うのも、妙に気合の入った直人にその理由を尋ねた所、モノのついでだそうでなんのついでかと言うと 直人「ムフフッ、デ・エ・ト、に決まってるやないか!」 つまりはそういう事らしい・・ 一刀「そういや、今日のデートって相手は誰なんだ?前に言ってた隣のクラスの藍澤って子か?」 そして、ふと気になって一刀がルンルン気分で歩いてる直人に問いかけたら
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