第零章

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勇「確かに。大体の男子生徒は見覚えのある顔が殆どだし・・・」 勇が目を閉じて自分の記憶を引っ張り出してると 直人「二人とも、何ぼへーッと突っ立とんねん!時間ないんやからはよ、行くでーっ!!」 少し離れた所で、直人が声を挙げていた 一刀「全く時間無いのは直人だけだろう」 勇「そんじゃ、親友のためにも急ぎますか」 一刀は苦笑し、勇は肩をかしげながら言うと、少年の事は頭の隅に置いて直人の後を追いかけていった ・ ・ ・ 直人「これって何時の時代のもんなんやろ?」 それから、三人は歴史資料館に入り、展示品を見て回っていた。その途中、ある鎧の所で、直人が足を止めて呟くと 一刀「えーっと、後漢王朝時代の鎧だってさ。すげーな三国志時代の代物か」 よくそんな昔の物が残ってるな、と一刀が感心していると
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