第零章

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直人「修行?」 何とも時代はずれな単語に直人が首を傾げ、尋ね返すと 一刀「剣術のな。俺の実家が道場やっててさ。道場の息子が弱いなんて許せないって事で小さい頃からやってたんだ」 勇「そして、たまに俺と手合わせもしてたよな。どうだ?また今度、一戦やらねぇか?」 一刀「でも、今の俺じゃもう勇には敵わないよ。勇と違って毎日やってた訳じゃないし」 勇と一刀が剣術の事で話していると、その横から 直人「君ら一体何時の時代の人?剣術とか修行とか。なんかキモイわ」 直人が、何か妙な物を見る様な目つきで言葉を投げかける 一刀「言うに事欠いてキモイってなんだよボケ」 直人「いやいやマジで。現代の男子学生が二人、修行や剣術の話で盛り上がるってマジでおかしいて」 勇「んな事無いだろ?至って普通だ、なぁ?」 一刀「だよなぁ。別におかしい所なんて一つも・・」 直人が怪訝な表情で二人に言うも、当の二人は逆に不思議そうな表情になったかと思うと
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