第零章

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直人「かずピー」 一刀「おっ?あ、ああ。なんだ?」 やがて、そんな一刀の様子に直人が声を掛けると一刀はハッとした後に、少年から目を外した 直人「何ボケーっとしとるん。もう時間もないねんし、さっさと回ろうや」 一刀「そりゃ、お前の都合だろ」 直人「もちっ!一人で待ってるあの子のためにも、俺は早くあの子に会いに行かねばならんのやーっ!」 そうテンションをあげて叫んだ直人だったが直後に資料館ではお静かにと、警備員に注意され、そのテンションも一気に萎れるオチとなった・・ その後、最初は普通に見ていたがやがて、それも飽きてきた(一人は、一刻も早く用事を済ませたい)ため、感想文なら詳しく見る必要も無いと言う事で後半はホントにサラッと見る程度にして勇達は資料館を出て、一刀は寮に、直人は待ち合わせ場所にそして、勇は自宅兼道場へとそれぞれ帰っていった。夏休みや冬休み等の長期休業中によくある風景。しかし、それは唐突に終わりを告げる事を勇は、そして彼もまだ知らなかった
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