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やがて、学校が近くなるにつれ、他の生徒達の姿もちらほら見え始め
？？「よっ。何ボーっとしてるんだ？」
冬休みの事を考えていた勇の背を誰かが軽く叩く。その声の主に覚えがあるのか
勇「別にボーっとしてた訳じゃねぇよ、一刀。冬休みの目標について考えてたんだ」
勇の背を叩いた人物。彼の名は北郷一刀。勇と同じフランチェスカの生徒で彼の親友でもある
一刀「目標って、また祖父から一本取るって奴か？」
勇「まぁな。結局、夏休みも一本も取れずじまいだったし・・・」
そして、二人並んで歩き始め、話題はさっきの話になった
勇「今回こそはっ！と気合入れたはいいが、結局今日まで一本も取れずじまい」
今までの事を思い出し、勇が軽く肩を竦め
一刀「確かに、勇の爺ちゃんってメチャクチャ強いもんな」
一刀も以前、勇と祖父の手合わせを見た時の事を思い出しながら言葉を返した
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