107人が本棚に入れています
本棚に追加
絶好調!
高校生が選ぶ、高校サッカー界No.1DFとしてプロ入りした功太。
「七星高校からきました。
杉内功太です。
ポジションはボランチでしたが、高校時代はセンターバックをしていました。
よろしくお願いします。」
拍手されみんなから歓迎される功太。
「さて、俺は今年からここの監督になる神崎一だ。
よろしくな。」
と言って笑う。
一通り自己紹介が終わり、紅白戦が始まる。
レギュラーと補欠の試合だ。
もちろん功太は補欠だったがスタメンだった。
ポジションはセンターバックでスリーバックである。
そして試合が始まる。
さすがに弱小と言われていてもプロである。
早いパスまわしと、ドリブル突破でどんどん攻めて来るレギュラー組。
しかし功太は、
「見えるな。
このレベルならまだまだ。」
とつぶやき、軽くカットする。
そして一気に前線にパスを出す。
そのボールはサイドMF(ワイド)に渡る。
しかしワイドの選手は軽く取られ、クリアされる。
功太は笑いながら、
「今日は身体が軽い。
絶好調だ。」
と言ってあがっていくのだった。
最初のコメントを投稿しよう!