絶好調!

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絶好調!

高校生が選ぶ、高校サッカー界No.1DFとしてプロ入りした功太。 「七星高校からきました。 杉内功太です。 ポジションはボランチでしたが、高校時代はセンターバックをしていました。 よろしくお願いします。」 拍手されみんなから歓迎される功太。 「さて、俺は今年からここの監督になる神崎一だ。 よろしくな。」 と言って笑う。 一通り自己紹介が終わり、紅白戦が始まる。 レギュラーと補欠の試合だ。 もちろん功太は補欠だったがスタメンだった。 ポジションはセンターバックでスリーバックである。 そして試合が始まる。 さすがに弱小と言われていてもプロである。 早いパスまわしと、ドリブル突破でどんどん攻めて来るレギュラー組。 しかし功太は、 「見えるな。 このレベルならまだまだ。」 とつぶやき、軽くカットする。 そして一気に前線にパスを出す。 そのボールはサイドMF(ワイド)に渡る。 しかしワイドの選手は軽く取られ、クリアされる。 功太は笑いながら、 「今日は身体が軽い。 絶好調だ。」 と言ってあがっていくのだった。
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