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「なんだか前回より賞金がずいぶんあがってんじゃねぇか。こりゃ酒が大量に飲めるな。」ニヤリと笑うゾロ。
「ちょっとゾロ!まだ参加するなんて決めてないわよ!」
ナミが怒鳴る。
「ナミさん・・・。もう手遅れみたいですよ。あのアホはもうノっちまってる。」
サンジが呆れ顔でつぶやく。
ルフィが目を輝かせている。こうなってしまった以上、彼に何を言っても聞かないことを皆わかっているので参加せざるを得なくなってしまった。
「ちょちょちょっと待てよ、お前ら!またあんなとんでもねぇ奴らとやりあおうってのか?あんなおっかないレースになんて出たら命がいくつあってもたりねぇよ~。」ウソップは反対している。
「諦めな。麦わらがああなっちまったら無駄なことぐらいわかってんだろ?」
フランキーがウソップをなだめる。
「仕方ない・・・。出るしかないわね。
でも、出るからには勝つわよ。いや、勝ちなさい。あたしのお金のために!!!」
「ってオィ!!!!!」
「デッドエンドレース参加決定だーーー!
行くぞ!!!野郎ども!!!」
ルフィの号令がかかる。
「おぉーーー!!!!!!!」
「持病のレースに出てはいけない病が・・・。」
「ウソップ・・・。諦めろって・・・。」ゾロが一言添える。
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