その壱

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ドイツがロシアの家に訪問するため一緒に日本もついて行くことから始まった。 本来ならばイタリアが行くことになっていたが風邪をひいたので日本が行くことになった。 ドイツ 「ロ、ロシア!そ、そろそろ俺らは帰ろうと思うのだが……」 金髪の髪をオールバックにして、いつもの気迫を無くしイタリアみたいにおどおどしたドイツがそう言った。 ロシア 「そう?残念だな。もっと面白い話しを聞こうと思っていたのに…」 銀髪で長身のロシアが残念そうにしている。 ロ「日本くんも帰るの?今日はもう遅いから泊まらない?」 ロシアがそう聞いた。しかし…………… 日「いえ、お気になさらないで下さい。では」 そう言って帰ってしまった。 ド「まだ、日露戦争の事を根に持っているんだな」 ドイツが昔日本とロシアの間にあった戦の話しをした。 ロ「もう気にしてないと思ったのに………ドイツくんは泊ま」 ド「悪いロシア!イタリアの様子を見に行くから今日は無理だ!!」 ドイツは話しを遮って走って行った。 その帰り道で日本は吹雪に遭ったのだった。
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