Prologue

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俺の目的の為にも、臭い台詞で攻めまくってやろうではないか。 まずは、心配そうな顔をしている彼女に声をかけるか。 レン「勿論。君みたいな可愛い人と友達に成れるなんて、嬉しいよ。」 すると、どうだろう。始めは恥ずかしそうにしたエミリーだが、徐々に泣き出し始めた。 泣き顔もかなりいい…。変態?承知している。 だが、まずは泣き出した理由を聞かなくてはな。 レン「どうしたの?何か悪い事を言ったのなら、謝るよ。」 ハンカチを差し出しながら問い掛ける。 エミリー「すみません。嬉しくて…。私が、社交の場に滅多に出ないという事はご存知でしょうか?」 ハンカチを受け取り、潤んだ目で首を可愛く傾げながらそう問い掛けて来る。
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