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フィーナ 「キラ・・・・」
今まで心の奥底に封じていた思いをすべて口に出していた
キラ 「俺の気持ちなんて誰にも分からないさ、親も親戚も友達をすべて失った悲しみなんて誰にも分からないさ」
両手でシーツを握りしめ、涙が溢れていた
フィーナ 「ごめんなさい」
キラ 「どうしてフィーナが謝るんだよ」
フィーナ 「あなたの気持ちもしらないで」
キラ 「フィーナの言いたい事は分かるよ、どんな理由があるにしよ俺はしてはいけない事をしたんだそれは間違いない」
フィーナ 「私が」
キラ 「ん?」
最後のほうがキラにはよく聞き取れなかったのだが次の瞬間、フィーナはイスから立ち上がりキラに抱き付いてきた
フィーナ 「私があなたの居場所になるから」
キラ 「っ!」
突然抱きつかれて驚いたがフィーナが自分の居場所になってくれると言ってくれた時、心が軽くなったような気がした
フィーナ 「私はずっと一緒にいるから」
キラ 「俺は・・・・」
キラもフィーナの背に手を回しお互いの温もりを長い間感じていた
フィーナ 「なくなった臓器は元に戻せないの?」
長い間、お互いを感じていたが突如、フィーナが話し出した
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