一家の朝

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 回していた雑巾を桃華と蒼慈に投げ渡すと、何事も無かったように階段を塊を引き摺りながら降りていく。    「お兄ちゃん、早いね~。」  翠はにこやかに階段を降りていく。    「早くこいよ~。みんなで食べるんだからなっ!」  「兄貴って、出来ないことあんのかな…?」  「見付けたら最強よ、きっとね……」    ハハハ……と張り付いた笑いのまま降りていく2人だった。
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