憧れの女性(ひと)
2/8
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
2847人が本棚に入れています
本棚に追加
/
267ページ
「今朝もいるかな?」 林原健一は駅の階段を降りるといつものように憧れのひとを探した。いつも同じ場所から乗り込むそのひとは、いつものように携帯を見ながら電車を待っていた。林原はそれを確認するといつものように彼女の少し後ろに立ち、文庫本を読み始めた。 チラチラと彼女の後ろ姿を見ては本の続きを読む。電車が来るまでの毎朝のほんの短い時間の光景である。
/
267ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
2,847
スターで応援
170
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!