0010

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「……………んー…ぅん」 恥ずかしそうに顔を赤らめながら両手を広げ招かれればいかない男は男ではない 「………手加減、出来ねぇかもしんねぇぞ」 ゆっくりと風介の上に馬乗りになりながら額の髪をかきあげキスをする 「ん、良いよ…むしろそっちの方…が良ぃ」 照れながらもにこりと微笑み晴矢に全てを任せる様に首に腕を回す。この俺のドツボばかりをついてくる行為と言葉は天然か、戦略か 「風介……好きだ」 唇を重ねるとちゅ、と小さなリップ音が静かな部屋に響く。とろんと潤んだ蒼翠の瞳に吸い込まれそうな感覚になる 「………私、も」 「何、何で今日そんなに素直なんだよ?デレ期?」 いつもなら黙れ!とか恥ずかしい事を言うな!とか叫んで半殺しに合う筈なのに今日はやけに素直だ。逆にこっちが心配になってくる 「………さぁ…?」 はっきりしない答えに晴矢は脱力するが風介は可笑しそうに笑い 「まぁ…熱のせいってことで…」 と笑う。風介が言うのなら。と晴矢はもう一度唇を重ねパジャマのボタンを丁寧に外していく。首筋へと唇を落とすとやはり熱のせいで普段より体温が高く敏感にもなっていた 「んっ…」 身体中の至る所に赤い痕をつける度、恥ずかしそうな声が小さく漏れる。後ろから抱きつく様な体勢でもう既に勃起した風介自身にズボンの上から触れるとビクリと風介の体が跳ねた 「やっ…汚れる、から一旦離し…っ」 ズボンの中に手を突っ込み優しく愛撫すると風介が止めさせようと腕を掴んでくる。が、構わず愛撫を続け先端を弄る 「あっやっ…やだぁ、離し…って」 「やぁーだ」 嫌がる風介が見たいから。とは言えなかったが首筋に口付けながらすっかり濡れた風介自身を勢い良く擦ると喘ぎ声は一層大きくなり、いやいやと首を横に振る
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