63人が本棚に入れています
本棚に追加
グラウンド駆けてくあなたの背中は
空に浮かんだ雲よりも自由で
ノートに並んだ四角い文字さえ
すべてを照らす光に見えた
好きという気持ちが分からなくて
二度とは戻らないこの時間が
その意味をあたしに教えてくれた
あなたと過ごした日々を
この胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを
好きになったとしても
あなたはずっと特別で大切で
またこの季節が廻ってく
はじめて二人で話した放課後
誰も知らない笑顔探していた
遠くであなたのはしゃいでる声に
なぜだか胸が痛くなったの
変わってゆく事を怖がってたの
ずっと友達のままいれる気がした
終わってく物など無いと思った
果てしない時間の中で
あなたと出会えた事が
何よりもあたしを強くしてくれたね
夢中でかける明日に
辿り着いたとしても
あなたはずっと特別で大切で
またこの季節がやってくる
いつまでも忘れないと
あなたが言ってくれた夏
時間が流れ今頃あたしは
涙がこぼれてきた…
あなたと過ごした日々を
この胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを
好きになったとしても
あなたはずっと特別で大切で
またこの季節が廻ってく
―END―
最初のコメントを投稿しよう!