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華琳直々ということは当たり前だが華琳も様子を見るわけだ。となると下手なことをすれば雷が落ちる。
それに春蘭や桂花あたりは絶対ヤバイくらい頑張るからな。怖いくらい。
「やり方はくじで西軍東軍に二つに軍と将を分け、戦形式でやるようです。あ、夏彦殿は鬼兵隊とは確実に別だそうですよ」
「これで大体半分ですね~……とはいっても、お兄さんが規格外なのでなんとも言えませんが」
俺と鬼兵隊連中が別か……ふむ。この訓練を俺なしでどれだけ出来るかで今後の特訓メニューを決めようか。風の言葉は今更なので気にしない。
「まぁこんなところですよ。あぁ、それとですねー。訓練中は勿論それ用の武器を使いますが、お兄さんだと危ないので素手だそうですよ~」
「兄さんだとどちらにしろ危険だと思うのですが……」
「確かにね」
唐突に言われた武器無し宣言に面倒に思いつつ、月と詠が言った事はスルー。
まぁ別段嫌というわけではないが、そう何度も言われると軽く傷つくぞ……。
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