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と、まぁいつまでも落ち込んではいられないので早々に復活した俺は聞く。
「でだ。これからどうするんだ?」
「まずは華琳様に準備完了の報告をするのだが、なにやら華琳様がお話をされるようだ」
「そんならさっさと華琳とこ行こか。はよやりたくてウズウズしとんねんうち」
そう言う霞は、本当に早くやりたそうでどこかせわしなかった。それならさっさと行くか。
と、皆で動き出して少しすると華琳がいる所に到着。既に東軍のやつらは来ていて桂花は露骨に嫌そうな顔で俺を睨んできた。
「遅いわよあなた達!華琳様からお話があるのだから何よりも速く来るのが当然でしょう!」
「そうだそうだ!」
桂花がキレながら叫ぶのに春蘭が同調する。あいつらは本当に何よりも速く来たのだろう。
後ろにいる凪達がどことなく疲れた顔をしているから無理矢理引っ張って来たんだろうが。
「揃ったわね。じゃあこれから始めようと思うのだけれど一つ、言いたいことがあるわ」
始めるという単語に極端に反応したのがうちの方に一名、向こうに二名。そんなわかりやすい三人に笑顔になりながら言う華琳。
はて、何があるのだろうか。
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