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「そっ、それは本当ですか……?」
目を大きく広げてプルプルしながら桂花が聞く。そんな桂花に華琳は笑いながら答える。
「ええ。例えば私と一日中共に過ごすとか……勿論閨も込みよ」
「「なっ!」」
「かっかかか華琳様と一日……ぷ~!!」
あ、春蘭と桂花が固まった。そんで稟は鼻血出してぶっ倒れた。
「それか……そうね。夏彦を好きにして良いとか」
にやけながら言うそれを聞いた鬼兵隊連中は皆して俺を見た。そして秋蘭も。ん?
「隊長!是非私に技を教えて下さい!」
「新しいからくり買って!あと、アレとコレとソレと――」
「沙和の作った服を今度こそ着るの!」
「な、夏彦様と……はぁはぁ//」
最初に詰め寄ってきた凪から始まり、鬼兵隊連中が次々に来る。若干一名変なのがいたが。
真桜、それは俺じゃなくても良いだろうに。そんで沙和よ、絶対あんな番長服は着ないぞ。揚羽は……うん、自分を抑えてみようか。
真面目なのが凪しかいないのは、あきらめた方がいいんだろうか。
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