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博麗神社。
この幻想郷にとても重要な場所にもかかわらず全く賽銭が集まらない神社である。
この神社の腋巫女こと博麗霊夢は今日もお煎餅を食べつつお茶を飲んでいた。
「暇ね、新しい刺激が欲しいわ。」
「霊夢、入るぜ」
そんな霊夢の言葉に反応するかのように先ほど紅魔館を騒がせた魔理沙がやって来た。
「あら魔理沙。残念ながらここに盗む物は何も無いわよ。紅魔館とかアリスの家に行きなさい。」
「残念ながら紅魔館にはさっき行ってきたばかりだぜ。そんなことより霊夢、今退屈してるだろ?」
「ええ、退屈よ。もしかして一緒に盗みに行こうみたいな話?悪くないわね。」
…この人は巫女失格のような気がしなくもない。
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