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仁『和也ー』
ボーッとテレビ見てたら仁が後ろから抱き着いて来た。
亀『じんっ』
仁『和也ー好き』
亀『…俺も』
仁『んふふ』
俺がそう言うと満足そうに笑う仁。
そんな仁に少し胸をときめかせて仁の胸に寄り掛かった。
亀『……』
耳元からトクントクンと心臓の音が聞こえてくる。
その音が心地良くてつい聴き入ってしまった。
亀『……』
仁『……和也?』
亀『えっ?』
仁『どうした?ボーッとして』
亀『ん?仁の心臓の音聞いてた』
仁『俺の心臓の音?』
亀『うん。なんか心地いくて』
仁『そう?』
亀『うんっ』
そう言葉を交わせばまた耳をすまして仁の心臓の音を聞いた。
低くて優しい音がする。
仁『和也』
亀『ん?』
仁『俺生きてる?』
亀『え?』
仁『俺の心臓、ちゃんと動いてる?』
亀『……!うん、動いてるよ。ちゃんと…』
体を仁の方へ向けて向かい合うように抱き着いて胸に耳を当てた。
規則正しいリズムで動く仁の心臓。
それはまさに、今仁が生きている証。
仁『…和也』
亀『ん?』
仁『俺も和也の心臓の音聞きたいんだけど』
亀『ああ、うん。いいよ。』
俺がそう言うと仁は俺の胸に耳を当てた。
仁『良い音…』
亀『ホント?』
仁『ああ…』
目を閉じて音を聞く仁。
なんか可愛い。
亀『仁っ』
仁『ん?』
亀『俺、生きてる?』
仁『……ああ。生きてる…』
俺『ふふっ』
仁『…俺ら、生きてるな。ちゃんと。』
俺『…そうだね。』
俺らが生きている事を教えてくれる。
生命のリズム。
-END-
マジわけわかめだから小話に移したw
てかわけわかめ古っ!(←ぇ)
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