こどもになる日。

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  どうもっ。 みんなのアイドル田中聖です! 何故か今、楽屋が幼稚園状態になってます……。 上『かめっ!かめぇー!』 亀『なーに?』 上『おりゃあっ!』 ―ボフッ おおっと。 カメの顔面にクッションがヒット。 上田が投げたらしい。 亀『なにすんの!』 上『くらえー!』 ボフッ ボフッ バフッ― 何故か上田は次々とクッションをカメにぶつけていく。 亀『やめ、やめてっ!』 上『あははははっ!おりゃおりゃおりゃー!』 ―ボフッ ボフッ バフッ ボスッ 笑いながらどんどんエスカレートしていく上田。 亀かわいそ……。 亀『うっ…ふっ…ふぇっ…』 上『くらえくらえーっ!』 ―ボスッ ボスッ ボスッ 亀『ふぇぇっ…ふぇぇーん!!』 あーあ、カメ泣き出しちまったじゃん。 でも上田は楽しそうにケタケタ笑ってる。 亀『ふぇぇーん!!!じんーっ!!』 カメは泣きながら赤西に飛び付いた。 仁『どうしたカメ!?』 亀『ふぇっ…たっちゃんがっ…いじめるぅー!ふぇぇーん!!』 仁『こぉぉぉぉらぁぁぁぁうえだぁぁぁぁ!!!』 赤西はめっちゃ怒って上田に向かって行った。 仁『うえだぁぁぁぁぁぁ!!!ぬぅわぁぁにカメいじめてんだぁぁぁぁぁ!!!!』 上『ふーんだ!ばーかあーほ!べろべろばぁー!』 仁『てんめぇぇぇぇ!!!』 ―ブンッ 赤西は落ちてるクッションを拾って上田めがけて投げた。 上『ふんっ!あまいっ!』 ―サッ! だが上田はクッションをサッと素早く避けた。 上『くらえっ!たっちゃんぱーんち!』 ―ドスッ なんとたっちゃんパンチは赤西のお腹にクリーンヒット! 仁『え、ま、マジ?うぅっ…』 赤西はお腹を抱えて倒れ込みました。 亀『…チッ……なかまるぅーっ!』 今度は中丸に飛び付いたカメ。 てか今軽く舌打ちしたぞこの子。 中『ん?どうしたの?カメ』 亀『あのねっ…たっちゃんがねっ…いじめるのぉっ…ぐすっ…ふぇーんっ…』 中『そっかそっか。よしよし。ごめんねー。ちょっと待っててねー。』 亀『うんっ…ひっく…』 中丸はカメの頭を撫でて上田のもとへ歩いてった。 なにこのやりとり。 幼稚園の先生と児童じゃん……。  
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