第1章 恋求めるお年頃…

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みんなに私はどう見えてるの? 強い女? 勉強虫? 男嫌い…? そんなことない。 私は“木下小市”(キノシタオイチ)。 少し感情を表に出せないだけで、どこにでもいる1人の女の子だよ。 恋したい、恋したいよ。 だけどクラスの男の子は本当に苦手。 あのイヤらしい目が苦手。 不潔そうな所が苦手…。 私が求めてるものは彼らからは感じない。 私は待っている。 一目見た瞬間、私の全身を火照らせてくれたあの男の子を…。 あなたはどこにいるのですか…。
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