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「おや、妹紅が私の寺子屋に足を運んでくるとは、珍しいな。」
「…悪かったな[ケイネ]慧音」
朝御飯を食べ終えた後
妹紅は今、慧音が教えている
人里の、寺子屋に訪れて居た。
教室には朝早くという事で
子供たちはまだ居ない
「それで、さっきから“ソレ”は私にツッコミをいれてもらうのを、待っているのか?」
「………………」
「にゃー」
慧音は、にやにやしながら
妹紅の肩口、に乗っている
“ソレ”に視線を注ぐ
ソレは、妹紅の左肩の上にちょこんと
行儀よく乗っかっている
例の白い猫、であった。
…まったくなんなんだこいつは…
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