不死の焔は消えない記憶と共に-Ⅰ-

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魔理沙の言動をよそに 妹紅が口火を切った 「じゃあ頼まれてくれるか、 こいつの飼い主探しを。」 「まぁ、暇してた所だからかまわないぜ☆」 「悪いな、今度私の竹林の周りに生えてる旬の筍でも持ってくるよ。」 「どうせならー筍ご飯をご同伴に預かりたい所望だぜ!……しかし、その白猫は相当妹紅に懐いてるなー。髪の毛の色も相まって…体の一部みた…」 「う五月蝿い!懐いてない!」 ぴしゃり、と 魔理沙の茶化したような言葉をあわてて一蹴する。 何を言い出すかと思えば。 くっくだらない… だ…大体私が誰かに懐かれるだなんて… ……いやコイツは猫か、 「と言いつつも、頬は朱色に染まっている 妹紅なんだぜ?」 「にゃあん♪」 「…………」 「あっはっはっは! 照れるなよ! くくく…まったく傑作だぜ! あっははは!」 机をぺしぺし叩きながら 椅子に座っている、魔理沙が 腹を抱えて笑っている。 その反動で テーブルに乗っかっていた本が一冊 ばさり、と落ちて 床の埃が舞い上がった。 その状況に 肩の白猫が小さくふしゅんっ、と くしゃみをする。 「厄日だな今日は……はぁ」  
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