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「体育はあんだけ真面目にやってるのに、勉強になればいつもそう!
やれば出来るくせにいっつもちゃんとやんないんだからっ!一回ちゃんと真面目にやってみれば良いのに!」
こうなれば長いんだよね…なみったら。
やんなっちゃう…。
「不良をやつける時とか、ソフトの試合の時はすっごくカッコイイのに…。勉強となったらコレだもんね…」
しゅんと悲しそうな顔して言った。
知らないよぉ~そんなの…;
私が困ったように笑って見せると、今度はなみがため息して、一言言って席に座った。
「まぁ、それが、『えるり』何だよね。
もうすぐチャイムなるから、後でプリント貸したげる。その代わり、自力で解き方考えなよ」
苦笑いしながら。一方の私は笑いながら手を振った。
そして、授業始めのチャイムが鳴った。
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