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私はそう考えながら、コクンと頷き机の上に出ていたふでばこやノートを横に掛けていた鞄に入れ、教室を後にした。
――――――――――…
職員室に寄った後、学校から出て携帯を取り出す。よく迷惑メール来るんだよねぇ。
エロいのとか、広告とか。だりぃのなんのって…。
色々な考えをしながら、私はきていたメールを見ていった。
あれ、何コレ。一つのメールに目が止まる。
大体決まっていた広告メール等とは違い、何故か目が止まった。
不思議な感じがした。題には『貴女と私』と。
貴女と私…って……変な題。
そう思いながら、足を止めて私は読み始めた。
――
私は女神。
貴女も女神。
世界を救って。
私と共に。仲間と共に。
力を合わせて。
我が弟を、止めて。
―――――
読めたのはこれくらい。
他の所は意味の分からない記号ばかり。
しかも何?この意味分かんない文。
悪戯メールだよね?そーそっ!私女神とか、笑える。
誰?こんな馬鹿なメールしてくんの。
私はそう思い送り主のメアドに目を向けた。
だが、次の瞬間、息が止まる程びっくりした。
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