最高な旅でした。

5/6
前へ
/6ページ
次へ
私はそう考えながら、コクンと頷き机の上に出ていたふでばこやノートを横に掛けていた鞄に入れ、教室を後にした。 ――――――――――… 職員室に寄った後、学校から出て携帯を取り出す。よく迷惑メール来るんだよねぇ。 エロいのとか、広告とか。だりぃのなんのって…。 色々な考えをしながら、私はきていたメールを見ていった。 あれ、何コレ。一つのメールに目が止まる。 大体決まっていた広告メール等とは違い、何故か目が止まった。 不思議な感じがした。題には『貴女と私』と。 貴女と私…って……変な題。 そう思いながら、足を止めて私は読み始めた。 ―― 私は女神。 貴女も女神。 世界を救って。 私と共に。仲間と共に。 力を合わせて。 我が弟を、止めて。 ――――― 読めたのはこれくらい。 他の所は意味の分からない記号ばかり。 しかも何?この意味分かんない文。 悪戯メールだよね?そーそっ!私女神とか、笑える。 誰?こんな馬鹿なメールしてくんの。 私はそう思い送り主のメアドに目を向けた。 だが、次の瞬間、息が止まる程びっくりした。  
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加