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「……な…んで…!!?」
ない。
そう、無いんだ。
誰宛てでも無いんだ。
書いてない。空欄。
下書きに保存でもしてあるみたいに。
エラー?どっちにしても気味悪い!
冷や汗をかきながら、私は慌てメニューを開き削除を選び、はい、と選択した。でも…
「こ…このメールは削除できませんんんっ!!???」
どうなってんの!?しんじらんない!
そのあと、何度削除しようと心みた。
そうとは裏腹に、結局出来なかった。
無念っ!とか思いながら、ポッケに携帯を入れ、携帯ショップへ体を向けた。
覚えてろぉ、絶対消してやるっ!
その時だった。
いきなり携帯が光だした。
私はびっくりして携帯を手に取る。
でも携帯が開かない。
どれだけ必死にこじ開けようとしても。
もうぶっ壊そう。
そう思い叩き付けようとした時だ。
いきなり浮遊感に襲われた。
そして私はそのまま意識を手放した。
2009/12/20
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