曾祖母の思い出

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そんなことを思い出しながら窘める。   「また曾御婆様に正座させられますよ」   「気味の悪ぃ事言うな、馬鹿」   顔を顰めて吐き捨てたのを見て、ああ、この男の中にも未だあの女性の名残があるのだとしみじみ思う。  
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