曾祖母の思い出
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ということで、所変わって和菓子屋である。 道中の俺達は終始無言だった。まあ、よくある事だ。 陳列棚の前ではついつい祖母の好物に目が行ってしまう。 「苺大福ばっか見てんじゃねえよ。意地汚え」 「頂くのは俺じゃなく曾御婆様ですよ」 確かに苺大福は俺の好物でもあるのだが、月に一遍訪れるくらいの頻度だから、どうせ俺の口に入ることはまず無いのだ。
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