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その後も櫻井のことはなるべく気にせずに話を続けた。
すると料理を持った格好良いお兄さんがやって来た。
お兄さんは俺らが注文した料理をテーブルに並べていく。
「しかしまぁ恭平が櫻井のこと好きだと知った時は驚いたよ」
俺がそんなことを言った時……。
「櫻井って……もしかして瑞希のことですか?」
お兄さんがいきなり会話に入ってきた。
「えっ?はい、まぁ」
「じゃあまさか……君が渡部君?」
「そうですけど……どうして?」
一体どういうことだ?
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