AV女優もも

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「男優Bじゃないです……、 加藤ですよ……!」   「Bでいいんだよ!ももの体が見えないんだよ……!  カメラの位置くらい、把握しろ、ボケが……!」   男優Bは、監督が離れると、唾をはいた……。   カメラマンが、ももに、近付いて、謝る……。   「ごめんね、ももちゃん……、 男優Bのせいで…」   「大丈夫だよ。このシーン好きだから……、何回でも……!  ねぇ、男優B……!」   「あの……、加藤です………」   「はい、じゃあ、取り直し、ももを突き飛ばす所からね……」   「しかし、ももは大したもんだ。 若干、19才にして、攻められ役、攻め役、レズの立ち役までこなすんだからな」   「こないだの、100人、男優相手に、フ〇ラでいかせ、精子まみれになっても、泣き言一つなかったですからね……!」   「知ってるか? あの子6年前、男刺したんだと……」   「6年前て、まだ13才じゃないですか……」   「ま、過去なんて、誰にもあるさ。俺はももを、本当に気に入ってんだ……」   「AVではなく、アイドルとして、売りだしますか………?」   「以前からグラビアも出していて、そっちの路線かと思ってたけど、  元々、AV希望だったらしい。  どんなに仕事の依頼があっても、AV以外は嫌だ、て言ってんだよ……」   「へぇ、珍しいですね。金が欲しい、とか?!」  「俺は………、  ももを、嫁さんにしようと思ってる………!」   ADは目を丸くした。   「まじ……、っすか?」   ももは、5人の男に回され、ある時は、顔を踏まれたり、3Pだったり、泥まみれ、傷だらけになりながら、撮影は終了した。   「カーーット! はい、お疲れさん……。   もも、大丈夫か?!」   暫く、メイクの女の子が、バスタオルをかけてあげても、ももは俯いたまま……、苦しそうに呼吸を繰り返していた。   「ももちゃん……?!  大丈夫か……?」   暫くして、顔を上げ、笑顔でももは答えた。   「大丈夫です……!」   しかし、まだトランス状態が抜けきれないのか、  目には、涙が浮かんでた………。
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