老婆

1/19
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ

老婆

これは私が実際に体験した話です。 私がまだ中学生の時の話… あれは忘れもしないとても暑い真夏日だった。 仲のいい仲間と二人で学校をサボり先輩の家で夜遅くまで遊んでいた。 私…なぁーなんか暇だし面白いことないかな… 友…あーだったらお盆の日皆でキャンプしようぜー 私…お盆の日なんて気味悪いから辞めようぜ。 そう私は言ったのに… 友…まぁーいいじゃん。皆に言っておくからさ… そう言って友人と私は話しながら朝を迎えた。日が達ち…8月13日… 友…よし、じゃー行こうぜ。 到着したのは地元の大きな公園。 近くには川が流れていて昼間は沢山の人がいる。 私達がキャンプした真上には電車が走っている鉄橋がある。 そしてキャンプが始まり、仲間達が続々と沢山集まりだしてくる… 何人いただろう… 男女合わせて30人位はいた覚えがある… 昼間から皆で酒を交わし飲み楽しい時間を過ごす。 時間はあっという間に過ぎ辺りは暗くなりはじめていた。 それでもまだ皆は楽しく飲み遊んでいる。 誰かが…あっ、ここ夜になると出るらしいよ…っと 頬を強張らせながら話す。 皆は馬鹿にしていた… 私もそんな信じていなかったから無視していた。ジュースでも買いに行こうぜ 友人が私に言う。 私…あ~行くか… そう言って置いてあった 自転車を友人が乗る… 私は後ろに乗り二人でジュースを買いに近くの自販機まで行くことにした。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!