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仕事で、僕は最低限の事しかしない。誰にも笑ったりしない。
だって僕は、明るい事が嫌いなんだから。
「少しは笑ってくれてもいいかな、と私は思うよ?」
いつもの通り、注文を受けて、入力して、ポテト等を上げたりして、雑用をして、それでまた接客する。
そんな仕事の中にも、またこの少女。
「私、てりやきマックバーガーセット一つね。あ、飲み物はアイスコーヒーで」
そう言って、彼女は俺に微笑みを向ける。
止めてくれ、僕に、向けないでくれ。
なんで、そんな笑顔を僕に向ける。
そんな差し向けはいらないから、去ってくれよ――!
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