詩集~猫の足跡~

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「走れども、走れども」 走れども、走れども 明日が遠くにあるような気がして 走ることを止めてしまおうと思ったけど もしかしたらこの次の一歩で 明日に届くかもしれないと思って 僕はそのまま走り続けた 破裂しそうなほど、脈打つ鼓動 燃えそうなほど、上昇する体温 死にそうになりながら それでもまだ走り続けてる 走れども、走れども 僕の道は尽きることなく この先もずっと続いている
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