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「きれー…」
キラキラと乱反射するイルミネーション。
あたしは、地元の有名なクリスマスツリーの前にいた。
あの【事件】から1年と3ヶ月。
引っ越した先でも、そんなにすぐに大人になれるはずもなく。
2人と連絡を取ることもなく、あたしは相変わらずフラフラと遊び回り、独りの夜は泣きながら眠っていた。
1人、付き合った人がいたけれど、結局あたしが相手を信じられずに終わり。
信じるってこんなに難しかったっけ?なんて、冷めた目をし始めていた。
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