蒼色の共鳴者-nine storys-

遅すぎた予知

立ち止まったまま動く事なんて出来ないでいた

「光井愛佳…だよな？」

『……聞かんでも分かってる筈やで？やっぱり来たか、ダークネス』

ふっと振り返り
ビジョンで愛佳と戦うと予知された

粛清人Ｙ 吉澤ひとみと目を合わせる

「ふはっ！何だよ…そんなに見つめても逃がさないし」

『逃がす気なんか無いくせに何ぬかしてんや…』

しばらくにらみ合いながらどう攻撃しようか考えた