遅すぎた予知

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グッと歯を食い縛り さっきよりも目を強く瞑り 自分の命を手放そうとしたその時に 「ったく、助けてって思うの遅いよ…バカ」 「本当なの…でも、一人でよく頑張ったねみっつぃ。」 と小春と道重の声が聞こえた ふっと目を開ける すると、さゆみと小春がエネルギー弾を防御しながら目の前に立ちはだかり愛佳を守っていた 『久住さん…道重さん…な、何で…』 「みっつぃの叫びが聞こえた…まぁ、早く言えば共鳴したって事だよ」 防御でエネルギー弾を押し切り、Yの方へと飛んでいき爆発するのを見てから 振り返りニッコリ笑う小春と道重 「大丈夫?お姫様?なんてねw道重さん後は頼みます…アイツは小春がやりますから」 「任せた。小春…油断しないでね」 「大丈夫っすよー。だから早くみっつぃ治して下さい」 グッと親指を立てニッコリ微笑むと模造刀に赤い雷を纏わせ、Yに向かって走りだした
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