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少女が歩を進める度に艶やかな長い銀髪が靡く 少女は螢に誘われるままに、服が濡れることを構わずに泉へ入る 服と髪が水に触れ、ぐっしょりと肌にへばり付く 「……追い付いた…」 少女は泉の中央で戯れる螢に手を伸ばす すると螢は少女の手に止まり光を放つ 他の螢達も少女に心を許したのか、光を放ちながら少女の周りを飛び回る
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