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「それは当然ですよ。死神大門を通れば、死神王様の強すぎる力の影響で植物等の抵抗力のないものは一瞬で生命力を抜かれますからね。そんな所に店を構える物好きもいません。それが理由なのですよ♪にぱー♪」
語尾にイラッと来たが今はスルーだ。死ねばいいのに。
さて、今この骸骨はなんといった? 抵抗力がないやつは生命力を強制的に抜き取られるだと?
「ちょっと待て、ゲボ子、いや、ゲップ……よし、ゲプ子。もしかして今、俺はその生命力を抜き取られている真っ最中なのか?」
少し焦りながら聞いてみる。俺を焦らすとは大したもんですよ。
「ちょっと! ゲプ子ってなんですか、ゲプ子って! 私の名前はヴェルディー=T=七死天! 彼の有名な七死天家の長女ですよ! 訂正を要求します! あと、大輔様は私のデスサイズで霊体にしましたので平気ですよ」
よかった。どうやらそこは安心してもいいようだ。しかし七死天ってなんと厨二臭い……いや、待て。
「Tだと!? まさか、テスタロッサではないだろうな!?」
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