異世界到着

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本当に悪夢でしか無い。 やっと水が飲めると思っていたのに、今はこんな状況 あぁ、神よ貴方は私にまだ試練を与えようと言うのか。 今、俺の上には犬もどきが乗っかっている。 川で犬もどきの姿を見た途端逃げ出したのだが場所が悪かった、 足元の砂利のせいで盛大に転ぶ、瞬間悪寒がしたので体制も整えず左に転がる。 少し前までいた場所に犬もどきが飛び込んできた。ただ完全には避け切れ無かったようで、左肩に前足が乗っかっている状態になってしまったためかなり重い とゆうより、乗る時肩の関節が外れたため死ぬほど痛い。 まぁ、もうすぐ俺は死ぬのだが… 目の前には人間等簡単に飲み込めそうなほど大きな口 等間隔に牙が並び、噛まれたら痛そ、いや、即死するほど研ぎ澄まされた長い牙 俺は死を覚悟した。 (そういえば、死を受け入れるのは二度目だな…) 顔には生暖かい息が吹き掛けられる。 正直に言って気持ち悪いためさっさと殺して欲しかった。 俺って実は死にたがりかも。 そんな事を考える。
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