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俺は死にたいのかな…
ふと、そんな言葉が浮かぶ。
(此所が何処だか分からないし、少なくとも地球じゃあ無いのは分かる。
こんな異形が居るぐらいだしな…
帰る方法も全く思いつかない。当たり前だが
今居る場所はほとんど不確定の物ばかりだけど、一つだけ確定している物が此所に俺が存在するとゆう事実
それだけは、何が起ころうが断言出来る。
ならばこんな簡単に自分の存在を否定して良いのか?
この答は簡単にNOだ。
さっきまでは必死に逃げ回り、生き延びようとしていた自分が居たのは事実だ。)
「ならば、やる事は、決まってるじゃないか…」小さく呟く
首元にあった見える限りで一番尖っている石をまだ動く右手で掴む
「こんな所で死んでやる訳にはいかない。
せっかくの貴重な二度目の生だからな。」
そう、ハッキリと言うと俺の頭に噛み付こうとしていた犬もどきの目に突き刺した。
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