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急に激しい痛みが襲い視界の半分が無くなった事が原因か急に犬もどきが暴れてだす。
瞬間、前足が外れたので跳ね起き即座に距離を置く。
犬もどきは落ち着きをとり戻したようで、無事な方の目でこちらを睨む。
これで俺はもう餌では無く、敵として認識された。
充血した目でこちらを睨んでくる犬もどき。
そして急に飛び掛かってきた。
しかし片目のため距離感がおかしくなったのか。大きく飛び過ぎている、それを屈みながら走る事で躱す。
外したと分かって犬もどきは直ぐに飛び込んでくるような真似はせずに一度立ち止まり、片目で必死に距離を計ろうとする。
ちなみに今の立ち位置は森 犬 俺 川
となっている。
回れ右をして逃げるのもありだか、川に入る事で正確な位置を悟られても困る。
ならば、せめて戦闘不能にする必要がある。
簡単に言うと
1.もう片方の目を潰す。
2.追い返す
3.殺す
の三つに絞られる。
123全部こうやって並べると全く出来る気がしない。
考え事をしているとまた犬もどきが飛び掛かってきた。
今度は時間を与えてしまったため正確に
こちらは、考え事をしていたため判断が遅れる。
咄嗟に横に飛んで回避を行うが遅かったらしく思いっ切り右腕が引っ掛かれた。
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