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トボトボ歩いていると一匹の犬………らしき生物が現れ襲いかかってきた。
犬もどきからすれば美味しそうな肉が、一人で無防備に歩いている訳だから、襲いかかって来るのは当然といえる。
「待って!ちょっと心の準備が…」
等と話かけるが、待ってくれるはずも無く、血走った目をこちらに向けて走って来る。
それを見た相馬はすぐさまUターン、そして全力疾走。
しかし相手は出来損ないで在っても犬、人間と比べるに値しないかのようなスピードで追って来る。
(早っ!流石は犬もどきやるしかないか…)
と考え振り返る
足音はかなり近くにあったので、振り向き様に殴ろうと考えていたのだが…
身体が止まる
先程姿を見た時はかなり距離があったので分からなかったが、近くで見るとかなりデカい。
体長3mオーバー
「無理だーー!」
叫びながら再びUターン
今度は間の狭い木を縫うように走って行くのだった。
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