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20分ほど経過
「つ、疲れた…。」
そう言いながら、その場に腰を下ろす。
(それにしても、何なんだよ今の犬もどきは…
あんな生物は見た事も聞いた事もないし、それに此所が日本かどうかも怪しいな。)
「あー!もう、何が何だか分からん。」
思わず叫んでいたが犬もどきに聞かれる事は無かったようなので安心する。
「とりあえず疲れた、それと喉が渇いた、川とか無いかな。」
そう言うと腰を上げ感を頼りに歩き始める。
「目的も決まった事だしさっさと移動を始めるか!」
静かな森に相馬の声が虚しく響く。
(こんな静かな森の中だと話相手がいないのはかなり堪えるな…)
そんな戯言を考えながら獣道を歩いて行った。
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