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「これだから猿は困ると言ったんだ｡」
「貴様覚悟できてんのか？」
「愚問…｡此度の戦でわかった｡貴様に利用価値はない｡同盟は決裂だ｡」
「笑止!!端っから貴様なんぞ信用しとらんわ!!!!!」
大和も刀を抜く｡
「弟と共に眠るが良い!!!」
互いが同時に刀を振り下ろし､すれ違う｡
「ぐわぁぁぁあ!!」
大和は体から血しぶきわあげた｡
「眠るのは貴様のようだな!!神武大和!!!」
兵之助が横向に刀を構える｡
「鬼羅家と神武家の戦いも今日で終わりだ!!飛燕!!…横一文字!!」
兵之助がそのまま横から刀を振り抜く｡
「くっ!!」
大和は刀で防ごうとする｡
ズバッ!!
兵之助が振り抜いた刀は大和の刀ごと体を真っ二つにした｡
ドサッ
大和の腰から上が地面へと転げ落ちる｡
「兵之助様!!後ろ!!!」
「あぁ？」
「少しはいい夢見れたか？…兵之助よ｡」
「…!!」
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