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はるか昔───
「はぁ…はぁ…。桓武よ…!!何故裏切った。貴様は朝廷側の人間ではないか……。」
この男は当時の神武家の当主である。
「貴様らの政治が気に食わぬからだっ。それに儂は桓武ではない…。」
「!!」
「鬼の修羅!!!……鬼羅兵八だっ!!!」
「ぬわぁ──!!」
神武は剣を持ち走る。
「散れっ!!!」
鬼羅はそのまま走ってくる神武に刀を振り下ろし、首をはねる。
「神武…今日からは鬼羅の時代だ。」
修羅とは阿修羅のことであり、戦闘が好きな神の名である。
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