姉川の戦い

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磯野員昌はそのまま池田恒興の備に攻めこんで行く。 しかし池田恒興はまだ気付いていない。 「恒興様!!!前っ!!!」 「久しぶりだな恒興!!戦場でよそ見は禁物だぞ。」 員昌は槍から長刀に持ち替えた。 恒興も慌てて刀を抜くが、遅かった。 「!!」 ズバッ 「ぐふっ…!!」 勢いの止まらない、浅井軍の精鋭部隊は次々に織田軍の備を突破していく。 それを少し後方で見ている者がいた。 羽柴秀吉である。
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